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2011年 米5月非農業部門雇用者数、米5月失業率

2011年6月3日(金)は、米雇用統計の発表があり、

 非農業部門雇用者数(結果+5.4万人 予想+16.5万人)、同失業率(結果9.1% 予想8.9%)がどちらも予想より弱かったことで、米景気減速への懸念から米国の利上げ時期が他の先進国よりも遅れるとの見方が強まり、ドルは他通貨に対して全面安となった。

 ユーロドルは上昇幅を拡大。米雇用統計の発表直後には、一時的な売りフローから1.4450ドルまで下げた。しかし、ユンケル・ユーログループ議長が「ユーロ圏は新たなギリシャ支援計画を承認へ」と発言したほか、EU・ECB・IMFが、「ギリシャに対する次回融資は、今後数週間のさらなる協議を経て、7月初旬に実施される見込み」と発表したことで、ギリシャ問題への不安が後退。ユーロドルは、上昇の勢いを強め、1.4643ドルと5月5日以来の高水準まで上昇した。

 そのほかのドルストレートも、底堅い動きに。ユーロドルが上昇幅を広げる動きに連れて、ポンドドルは1.6439ドル、豪ドル/ドルは1.0775ドルまでそれぞれ水準を上げた。また、スイスフラン(CHF)も堅調。米国の景気回復の鈍さが世界経済に影響するとの見方を受けて、米雇用統計後に緊急避難的なCHF買いが優勢となり、ドルCHFは0.8332CHFまでドル安・CHF高が進み、CHFは対ドルでの最高値を更新した。

 クロス円も底堅い動きに。米雇用統計後にドル円が80.05円まで下押しした影響から、売りが先行した。しかし、その後は他通貨が対ドルで強含んだことで下値を切り上げた。ユーロ円は115.92円まで下落後に117.59円まで、ポンド円は130.67円まで下げた後に132円付近までそれぞれ水準を上げた。

 弱い米雇用統計を受けて売りが先行したドル円も、クロス円の上昇が支えとなり80円半ばへ戻した。ただドル売りの流れが強まったことから戻りも鈍く、終盤に80円前半まで押し戻された。

結果、〔予想〕、(前回の値)は、それぞれ下記のようになっています。
(赤字:予想より弱い、青字:予想より強い

米5月非農業部門雇用者数 +5.4万人 〔+16.5万人〕 (+24.4万人)
米5月失業率 9.1% 〔8.9%〕 (9.0%)

指標発表前後の値動きがわかるように、各通貨ペアの5分足チャートを掲載しておきます。
(チャートは、 フォレックス・ドットコム【FOREX.com】 のMetaTrader4のものです。[GMT 9])
※画像をクリックすると拡大表示されます。

前回の米雇用統計時のチャートはこちらで見られます。

USD/JPY 5分足 2011年6月3日(金) 21:30前後



GBP/JPY 5分足 2011年6月3日(金) 21:30前後



EUR/JPY 5分足 2011年6月3日(金) 21:30前後



EUR/USD 5分足 2011年6月3日(金) 21:30前後



USD/CHF 5分足 2011年6月3日(金) 21:30前後



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